
きみは100%で羨ましいな
あたしはどうしたらなれる?
「明日死んでもいいように歌う」って
前にオーラの泉で話していて、
「でもね、私、 50才で死ぬるって言われたんです」
と、不安そうに綾戸は呟いた。
「明日、死ぬってギリギリの生き方をしていれば、
そりゃあ50才で死んでもおかしくないわよねぇ。
むしろ、そうなっていくわよ。そういう生き方しか出来なくなって、
そういう歌しか歌えなくなる。あんた、ほんとに50才で死ぬわね。」
あっ気にとられる綾戸。
どうすればいいんですか…。
仕事がいつなくなるか、
歌えなくなるか、
すごく必死だった。
ひとり息子を守るために、
一緒に生きるため、に生きているはずが、
生きる行為自体を、他の誰でもない
彼女自身が、とても辛いことにしてしまっていたのだった。
江原さん![]()
が、
「いいんですよ。
あなたは歌えることに感謝して、
これからも生きていけるんですよ。それでいいんですよ」と言うと
綾戸さんの顔はくしゃりと崩れて
「なんやこのおっさんはぁー!なにもんやぁー!」
って泣き笑いになってた。
自分を許し、与えられた環境に感謝し、「楽しんで」生きること。
歌う声は小さくとも、喜びなさる神様、という幼稚園の頃に歌った歌がまたこんなとき思い出されるわけですが。
短い言葉だけどとても深い言葉ではあります。
ひとりで何もかもを抱え込んで生きることが、
いつしか強制になってしまっている人たち。
刹那的、が美化されているような今日この頃。
でもホントは、そんな切羽詰って深呼吸もろくに出来ずに
生きて死んでいくのがいいのかしら。
最後にはみんな死ぬ。
それは変わらない真実。
今日がダメでもいいと思う。
今日が、たまたま、タイミングが合わなかっただけで。
だけど1年後振り返ってみて口先だけだね、と
思われない生き方を望みます。それは私自身に対してもそうです。
頭は元気なので色々動こうとするけど、
結局からだがついていかなくて情けなく一人でずっと泣きました。
いまは実家には父親も母親もいないし、
弟がひとり。
かわいそう。
家族は残念だけどもうバラバラで、接着剤で直そうとしても
それは割れたそのガラス用の接着剤じゃないから、
無理なんだよね。
ひとつだった形のものが分裂して、その分裂してしまった
一欠けらだけがいくらどうしようが、全部を直せるわけがないんだから。
どこでもちいさな戦争が起こってる。

ただ、そこにあるもの。それ以上でもそれ以下でもない。 でも、宇宙から見た私たちは点だ。
100%を望むことはあくまでも前に進む為の希望として
とらえなければ、苦しくなっちゃうよね。